龍の国

※資料は、本編で出てきたものと、知らなくても支障のない豆知識のみ掲載されてます。
(ネタバレの可能性がある、本編に出ていない詳しい設定は公開されてません)
本編が進むにつれて資料が増えたり減ったり(?)します。





 世界観 資料 

■龍の国は日本と限りなく近い空間にあり、「異世界」である。
お互い微妙に影響を与え、また、受けてもいる。

■国は七つに分かれていて、各国に一人ずつ国を治める王がいる。
王は血筋で継がれ、各国にひとつずつある※王玉(おうぎょく)、という宝石が王の手の甲に王国の印を刻むことでそれを証明する。
つまり、王の手の甲にはそれぞれの国印(王印)が必ずある。

血筋が途絶えたときは新たに王玉が認める王を探さなければならない。

□※王玉(おうぎょく)
各国の土地の意思を持つとされる宝石。全国で7つ。
王使族を従わせるなどの王としての力を秘めており、王の血族・王にふさわしい者にのみ反応し、王印を刻む。
何故そのような力を持つのか、何を基準に反応するのか、まだ謎が多い宝石だが、その歴史はとても古いようである。

■王は王使族と契約でき、それらを使獣(しじゅう)として従わせる事が出来る。
使獣は王と契約することによって強力な力を得、王の命令で国を守護するので、
使獣=国の戦力と見る。

■政治形態は主に王制。

■戦争
土地を狙って戦争は時折起こる。
大抵、王と王使獣がいれば国の守護が強くなるので、王と王使獣が揃っている国に戦争を仕掛ける国は少ない。
土地とその国を制圧するには、王自身がその土地の王を殺して王玉を奪い、自分を王と認めさせなければならないと言われている

もっとも、龍の国が七つに分かれてからは一度も国の統合や制圧は発生していない。
龍の国が七つに分かれる前(何百年も前)はもっとたくさん国があったと言い伝えられている。


□魔法
■気術(きじゅつ)と言う。(気法(きほう)とも)
元素の力を借りて力を使い、間族、人族は修行をつむと修得できるが、生まれつき使えないものも多い。

■気術師は必ずひとつ(稀にふたつ以上)相性のいい属性を定め、それを極める事になる。
主属性は<炎、水、風、土> 副属性(滅多にいない)<雷、氷、木、光、闇>

■普通、何もないところから元素を呼び出すのは無理なので、炎などの気術師は、その元素の一部を持ち歩かなければならない。(場所にもよる)
(例えば、炎属性なら発火できるもの、水属性なら水など)
天候を利用することもできる。

なので、使いやすい風、土、水属性の気術師が一番多い。


 龍(りゅう)の国 資料 



年間通しての平均気温は北の方が高く、南の方が低い。
全国ほぼ温帯で、雪や雨も普通に降る。
土地によっては乾燥帯や冷帯の地域もある。
■特殊な事前減少

北の地域ではしばしば『光焔』が降る。

※光焔(こうえん)…
火気が強まる夏に起きる現象で、熱を含んだ光が空中を舞う。
あまり降り過ぎると火事や極度の乾燥などが起こることもある。
使族しぞく間族げんぞくの竜系は寒さに弱いため、
暖かい北に多い。
反対に獣系は寒さに強いため南に多い。鳥系は特にかたよりはないが、天権には少ない。


国資料(北から)
王印(国印) 国名 イメージカラー 王印の象徴 名産 多い種族
天権(てんげん) 銀と青 宝玉と葉 準(みずもり)レイ 宝石、魔石 竜系
玉衝(ぎょっこう) 紺と赤 破乱(はらん) 毛織物 獣系、鳥系
揺光(りょうこう) 金と薄桃 流音(りゅおん)

果物

竜系、鳥系
天旋(てんせん) 白と薄緑 気扇(きせん) 鳥系
天枢(てんすう) 黒と黄 刃と飛血 黄天(こうてん) 武器・工芸 獣系
開陽(かいよう) 橙と浅黄 輝く太陽 炎支(えんし) 果物 全種族
天幾(てんき) 紫と水色 猛勁(もうけい) 食物 獣系、鳥系


 種族

大きく分けて3種族あり、
その中でもさらに竜系、獣系、鳥系と分けられる。
全体的に見て一番多いのが獣形、次いで鳥系、竜系。

■竜系は他の2種族にはない、時空を超える力を持つ者が稀にいる。
■使族は気術が使えない。(王使獣は別格)
■間族、人族の人の姿は、髪の色、目の色は千差万別。
■間族が最も優れている、という差別がある。

間族(げんぞく) ・竜間(りゅうげん)
・獣間(じゅうげん)
・鳥間(ちょうげん)
人の姿で生まれてくるが、種族別の獣や竜に変化できる。
変化は自由自在。
普段は人の姿。
人族(じんぞく) ・竜人(りゅうじん)
・獣人(じゅうじん)
・鳥人(ちょうじん)
頭や腕など体の一部が獣や鳥の姿をしている。
獣などの特性を全く持たない人型だけの人族もいる。
使族(しぞく) ・竜(りゅう)
・獣(じゅう)
・鳥(ちょう)
竜、獣、鳥などの姿。
知識が有り、言語を操れる者もいるが、一般的に言葉を話さないものの方が多く、間族や人族と共に生活しているものは知識がある使族。

中でも知識が高く力のある使族は、王使獣として各国の王が契約することができる。(詳しくは「王使獣」の項を見て下さい)



 王使獣


各国の王が【契約】し、従わせた使族(
王使族)を王使獣(おうしじゅう)という。(略して(?)使獣とも)
王は輪の力で使獣を呼び出すことが出来る。ただし、呼び出したままにするのは気を食われ、疲れるので一度に呼び出せるのは1〜2匹程度。
※王使族(おうしぞく)は、長く生きることによって知識と力を得た使族の上級クラス
王使族と普通の使族の境界は曖昧で、ある程度会話能力と知識があれば大抵は契約できる。


主である王が死ぬと、契約が解除され使獣は開放される。
次の王は新たに使獣を従わせ、契約しなければならない。

契約(契約)
王のみが使える、王使族を王使獣とする儀式。成立の証として体の一部に国印が出る。
契約することにより、王使獣は影陣(えいじん)という空間を自在に行き来する力を得る。
刻印した使獣のメリットは、王の力を食えること。(呼び出されるとき、王の側にいるとき自動的に王の力を吸収)
一度契約すると、主である王が死ぬまで命令に逆らえなくなる。

王の体力と気力によるが、契約できる数は5匹程度が限度。


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